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海外派遣試合

6月10日〜14日まで米国ミズーリ州ケープジラード、ダルハウジーゴルフクラブにて開催されましたロレックスガールズジュニアチャンピオンシップについての大会レポートをお届けします。

派遣選手

永井花奈(日出学園高1年)

主な戦績

  • 2012ロレックスジュニアゴルフチャンピオンシップ 12歳〜14歳女子の部優勝
  • 2012 サマーゴルフジュニアチャンピオンシップ 12歳〜14歳女子の部優勝
  • 2012-2013 石川遼カップジュニアゴルフチャンピオンシップ 12歳〜14歳女子の部優勝

永井花奈

大会スコア

順位 名前 1日目 2日目 3日目 4日目 トータルスコア
1位 Alison Lee 69 70 72 70 281
2位タイ Karen Chung 71 71 69 71 282
2位タイ Abbey Carlson 70 74 73 65 282
4位 Allisen Corpuz 69 72 72 71 284
5位 Lauren Stephenson 73 73 70 73 289
40位タイ 永井花奈 71 77 78 80 306

大会詳細

永井花奈 2年連続出場 リベンジを目指す

ロレックスガールズジュニアチャンピオンシップ 今年で22回目となるロレックスガールズジュニアは過去にポーラ・クリーマーやモーガン・プレッセルなどUSLPGAツアー選手が優勝しておりアメリカでも屈指のジュニア大会だ。戦いの舞台となるのはダルハウジーGC。湿地帯に設計されたコースだが池が絡むホールは意外と少ない。ただドライバーでガンガン攻めるゴルフでは勝てないのも確かだ。ラフも洋芝に加えブッシュが取り囲む。フェアウェイをキープできるかが第一の鍵。そして、グリーンに近づくほど高い技術が求められる。グリーンの幅が狭く細長く、球を置く場所を間違えるとパーセーブも難しい。グリーンだけでいうと間違いなく過去最難関だ。
 そんな難コースに挑むのは2年連続チームタイガーに選出された永井。昨年もチームタイガーとしてロレックスガールズに出場したが31位タイ。ほろ苦い結果となった。会場は違うが1年前のリベンジ、そして自身の成長を試す絶好のチャンス。本人も気合十分で大会に臨んだ。

1アンダー、6位タイと絶好のスタート

ロレックスガールズジュニアチャンピオンシップ  練習日の気温は30度を超えていたが風が吹くと涼しく感じる。練習を終え「去年と変わらずとても難しいコース。グリーン攻略が上位進出の鍵になる」と気を引き締めていた。
 1日目、昨年のリベンジ、そして上位進出に向け大事な初日が始まった。まず10番。前日より速くなったグリーンにタッチが合わず4mオーバー。この微妙な距離を決めパーでスタート。続く11番パー3、池越えでグリーン手前のハザード内の土手にボールが埋まるトラブルでダボ。13番は3パットでボギーと嫌な流れに。しかし、14番で下り7mのラインを見事読みきりバーディーで落ち着きを取り戻す。「このバーディーが流れを変えた」と永井。ここから日本トップジュニアの実力を発揮していく。続く15番もバーディーとし前半を1オーバーで折り返す。後半に入ってもショットとパッティングが噛み合い1、6番をバーディー。アプローチミスで残った長いパーパットも沈めるなど着実にパーを拾っていく。結局この日1アンダーの71、6位タイの好位置につけた。

難度を増すグリーンに対応できず

ロレックスガールズジュニアチャンピオンシップ  2日目、前日の調子を維持できるかに期待がかかる。スタートホールの1番でパーを取ると一気にギアを上げ、6番を終えこの日2アンダーまでスコアを伸ばした。しかし7番パー5でラフにつかまり3パットも絡んでダボ。突然パッティングのタッチが合わなくなり、そこから2連続ボギー。建て直すことができないままこの日77の通算148で18位と順位を下げた。
 3日目、この日は曇りで気温も30度を下回った。その分風が吹き永井を苦しめる。2番でバンカーにつかまりボギーとすると、3、4番も連続ボギー。ショートパットを外すなど前日からの課題のパッティングに悩み始める。後半に入っても入ったように見えたパットがカップにことごとく蹴られこの日78の通算226で24位タイとなった。

最終40位タイ、雪辱果たせず

 最終日「今日こそはイーブンで回る」と強い意気込みで挑んだ。スタートホールの1番こそパーで切り抜けるがやはりパッティングの調子が上がらない。「初日が一番重く、徐々に速くなっていった。日本のプロツアーよりも速い」と嘆く。グリーンの速さに手を焼き2、5番とボギー。6番でバーディーを決めこの日1オーバーに戻したのもつかの間、7番パー5でハザードに捕まりトリプルボギー。前半40とスコアを落としてしまう。後半も11、16番でボギー、14番では3パットでダボと苦しいゴルフになり、後半はついにノーバーディー。この日80の通算306、18オーバーで40位タイと昨年のリベンジを果たすことはできなかった。

大会優勝者

ロレックスガールズジュニアチャンピオンシップ  今年のロレックスガールズジュニアを制したのは、AJGAポロランキング1位のアリソン・リー。初日からトップの座を譲らず4日間トータル281の7アンダーで快勝した。リーは昨年の全米女子オープンにも出場し、現在世界アマチュアランキング3位の選手。

永井選手のコメント

 去年もこの大会に出場し、1打目をフェアウェイに置く重要性を学びました。今回はボギーの後1つで止められず2〜3ホール続くことが多かった。本当にもったいないことで新たな課題です。去年よりもコースは簡単でしたが、グリーンが難しくて苦労しました。大きいグリーンで芝目は見やすいのに、速くてラインが複雑でした。
 今回は自分がまだまだだと思い知らされました。練習でもいろいろ収穫がありました。海外選手に追いつくため練習内容を改めて、もう一度チャレンジします。

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