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海外派遣試合

5月25日〜27日まで米国アリゾナ州のグレイホークゴルフクラブにて開催されました2013サンダーバードインターナショナルジュニアについての大会レポートをお届けします。

派遣選手

山浦太希(初芝橋本高校1年)

主な戦績

  • 2012カルビージャパンジュニアゴルフオールスター 12歳〜14歳の部 優勝
  • 2012-2013タイガー魔法瓶presents石川遼カップジュニアゴルフチャンピオンシップ 12歳〜14歳の部 優勝

山浦太希

丹野寧々(智学館高校3年)

主な戦績

  • 2012-2013タイガー魔法瓶presents石川遼カップジュニアゴルフチャンピオンシップ 15歳〜18歳の部 入賞

丹野寧々

大会スコア

男子スコア

順位 名前 1日目 2日目 3日目 トータルスコア
1位 Jorge Garcia 68 68 70 206
2位タイ Scott Scheffler 71 70 69 210
2位タイ Austin Connelly 70 70 70 210
4位 Sam Burns 69 70 73 212
5位タイ Brad Dalke 75 70 68 213
5位タイ Matt Gilchrest 68 74 71 213
5位タイ Christopher Petefish 72 69 72 213
45位タイ 山浦太希 81 75 79 235

女子スコア

順位 名前 1日目 2日目 3日目 トータルスコア
1位 Nicole Morales 70 72 69 211
2位 Ashlan Ramsey 74 69 69 212
3位 Amy Lee 74 71 72 217
4位 Andrea Lee 71 75 72 218
5位 Yu Liu 74 73 72 219
17位タイ 丹野寧々 78 75 75 228

大会詳細

初の海外大会はAJGA最大の国際大会

サンダーバードインターナショナルジュニア AJGAサンダーバードインターナショナルジュニアは5月25日〜28日、アリゾナ州スコッツデール、グレイホークGCラプターコース(男子7112ヤード、女子6342ヤード、パー72)で参加国15カ国、参加選手男子48名、女子30名で行われた。JJGAからはタイガー魔法瓶presents石川遼カップから山浦太希(初芝橋本高1年)、丹野寧々(智学館高3年)が選出され出場した。
 この大会は毎年この会場で行なわれ、2013年で13回目を迎える。最高気温が35度を超える中、AJGAの大会でも最多の招待国から来た選手と全米トップジュニアが競い合う。グレイホークGCは平坦でOBはほぼないが、コース脇にはブッシュやサボテンが茂り、一つのミスで大きくスコアを崩してしまう。飛行機での長距離移動から1日が経ち練習ラウンドを終えた山浦、丹野両選手もグリーン周りの難しさを口にしていた。

山浦太希 初挑戦を跳ね返され世界の壁を実感

サンダーバードインターナショナルジュニア  1日目、日中は35度を越えるが朝は肌寒い。アメリカ初挑戦の山浦は10番からスタート。このホールで約4mをねじ込みバーディースタート。14、16、17番でボギーとするが15、18番でバーディーを取り、前半はイーブンと好位置につける。ところが後半の1番、2オンからの4パットでダボとするとここからずるずると後退。ブッシュに打ち込んでのアンプレヤブルもあり、終わってみると9オーバー44位タイ。4番バーディー、7番イーグルもあっただけに6、9番の大叩きが悔やまれる。
 一方こちらもアメリカ初挑戦の丹野。スタートの2ホールこそパーを拾ったが12番、13番とパッティングに苦しみ連続ボギー。さらに17番ではセカンドをブッシュに打ち込みロスト。なんとかダボで切り抜け18番で初バーディーを奪い3オーバーで後半へ。後半も5連続パーでしのぐがパッティングの調子が戻らず6、8、9番をボギーとし6オーバーの21位タイで初日を終えた。

丹野寧々 2日目前半1アンダー充実のゴルフ

サンダーバードインターナショナルジュニア  2日目、少しでも順位を上げたい山浦はこの日も10番スタート。しかし、ショットの調子が上がらず前半だけで2ボギー・1ダボ。18番でバーディーを奪うも1番でダボと波に乗れない。このままではいけないと「スタンスの向きを修正した」山浦。ここからパーを重ね、迎えた4、5番を連続バーディー、残りをパーで締めこの日75の通算156で43位タイ。
 丹野は「ミスをしなければ3オーバーでは回れる」とスタート前に語った。10番こそボギーとするがそこから3連続バーディーと一気に順位を上げた。続く14番でバンカーにつかまりボギー。ここから踏ん張り前半を1アンダー35で折り返す。この勢いで後半もと期待されたが、縦の距離感が合わなくなりバーディーチャンスもなく4ボギーの40に終わる。この日75通算153で20位タイとした。

山浦45位タイ、丹野17位タイで初の挑戦を終える

サンダーバードインターナショナルジュニア 最終日「2日間の反省をいかし頭を使ってコースを攻めたい」と意気込む山浦だが、出だしでボギー、ダボといきなり苦しい展開。持ち球のドローでの攻めに切り替えた山浦。ショットが安定し16、18番でバーディーを奪い38で折り返す。しかし3番で2打目がグリーン奥のカート道で跳ねてOBになりトリプルボギー。その後も立て直せずこの日79の通算235で45位タイ。ほろ苦いアメリカデビューとなった。
 丹野はパープレーを目標に10番からスタート。2オンしたものの2段グリーンの下から4パットでダボ。11番はバーディーを取るが13番パー3を1オンできず3パットでダボ。残りを2バーディー・1ボギーとし前半を38で折り返す。後半も2連続ボギーで追い詰められるがここから踏ん張り4、7番のパー5できっちりバーディーを奪い2オーバーまで戻す。しかし苦手の9番をこの日もボギーとし、結局75で通算228、17位タイでアメリカ初挑戦を終えた。両選手とも悔いの残る結果となったが、この苦い経験を教訓として今後の成長に期待したい。

大会優勝者

サンダーバードインターナショナルジュニア 男子の部はジョージ・ガルシア(16歳、アメリカ)が2位に4打差をつけ10アンダー206で優勝。3日間ともアンダーを出し抜群の安定感が印象的だった。女子の部はニコル・モラリス(17歳、アメリカ)が3日間通算5アンダー211で、AJGA主催試合で3回目の優勝を飾った。

山浦選手のコメント

 初めての世界大会だったのでワクワクしていました。大会会場は日本にはないコースでピンポイントでグリーンを狙わないとダメ。コースマネージメントとショットの精度がかみ合わないと良いスコアは出ない気がしました。
 最初は緊張で体がガチガチでしたが、パッティング大会やニアピンコンテストでは海外選手とコミュニケーションをとることができ楽しくみんなで盛り上がりました。3日間で通用する部分や課題が見えました。今の自分の力では世界で戦えないと思いました。もっと良質の練習をして世界で勝負できる選手になりたい。

丹野選手のコメント

 アメリカにゴルフの大会で来るのは初めてで勉強になりました。もっと英語力を上げないとゴルフでも苦労することを痛感。試合中選手に話しかけられても何を言っているのかわからず答えられなかったのが残念です。
 初日78と出遅れたが残り2日間で何とかスコアをまとめようと気持ちを切り替え、2日目の前半1アンダーで回れました。アンダーで回れると思っていなかったのでうれしかった。
 この3日間楽しくラウンドでき、パッティング大会やニアピンコンテストでは友達もでき良い経験ができました。ぜひまたアメリカの大会に出場したい。

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